◇あなたのベストコンディションとは?
ベストコンディションは、天気だけじゃない。
「今日はテニス日和だね!」青空が広がり、風も穏やか。気温もちょうどいい。そんな日は、コートに立つだけで気持ちが弾みます。
でも、テニスをしていると、こんな経験はありませんか?「今日は最高の天気なのに、なんだか身体が重い……」反対に、少し風があったり、曇っていたりしても、「今日はなぜかボールがよく見える!身体もよく動く!」そんな日もあります。実は、テニスにとっての「ベストコンディション」は、天気だけで決まるものではありません。
■ 天候は、コンディションのひとつ
もちろん、天候はテニスに大きく影響します。気温、湿度、風、日差し、雨……。暑ければ体力を消耗しやすくなりますし、風が強ければボールの軌道も変わります。寒い日は身体が動き始めるまでに時間がかかることもあります。だからこそ、その日の天候を知り、それに合わせて服装や水分補給、休憩などを考えることは大切です。でも、それだけではありません。
■ 今日の「自分」はどうですか?
テニスをする日のコンディションは、身体の状態にも左右されます。前日の疲れは残っていないでしょうか?よく眠れましたか?朝食や昼食はきちんと摂りましたか?水分は足りていますか?肩や腰、膝などに違和感はありませんか?そして、気持ちはどうでしょう。
仕事や家庭のことが気になっていたり、何となく気分が乗らなかったりする日もあります。そんな日は、「今日は絶好調じゃないからダメだ」と考える必要はありません。むしろ、
「今日は今日の自分に合わせてテニスを楽しもう」
くらいでいいのではないでしょうか。
■ 100点満点じゃなくてもいい
テニスの面白いところは、毎回100点満点のコンディションでプレーできるわけではないことです。身体が少し重い日は、無理に動き回らず、ボールをよく見る。暑い日は、早め早めに水分を補給する。風が強い日は、いつもより余裕を持ってボールを打つ。少し疲れている日は、仲間との会話を楽しみながらプレーする。そんなふうに、その日の自分に合わせてテニスを変えていくことも、長くテニスを楽しむための大切な知恵です。「調子が悪いから楽しめない」のではなく、
「今日のコンディションで、どう楽しむか」
を考えてみる。それだけでも、テニスとの付き合い方が少し変わってくるかもしれません。
■ ベストコンディションを自分でつくる
ベストコンディションは、偶然や天気任せだけではありません。十分な睡眠をとる。食事をきちんと摂る。水分を準備しておく。プレー前に軽く身体を動かす。暑さや寒さに合わせてウェアを選ぶ。疲れているときには、無理をしない。そして、コートに来たら「今日もテニスができる」と楽しむ。こうした小さな積み重ねが、自分自身のコンディションを整えてくれます。
特に年齢を重ねるほど、「昔はこれくらい平気だった」という感覚だけに頼らず、その日の身体の声に耳を傾けることが大切です。昨日の自分と今日の自分は、少し違います。だからこそ、今日の自分に合ったテニスをすればいいのです。
■ 今日のベストを楽しもう
ベストコンディションとは、何もかも完璧な状態ではありません。天気が良く、身体が軽く、技術も思い通りで、気分も最高。そんな日が来ればもちろん嬉しい。でも、少しくらい風があっても、少し身体が重くても、一本の気持ちいいショットが打てれば、それだけでテニスは楽しいものです。仲間と笑い合えた。昨日より少し良いボールが打てた。最後まで元気にプレーできた。「今日も楽しかった」と思えた。
それも立派なベストコンディションではないでしょうか。
天気だけを見て「今日はテニス日和かな?」と判断するのではなく、
今日の自分の身体と心にも、ちょっと目を向けてみる。
そして、その日の自分にできるテニスを楽しむ。上尾グリーンテニスクラブのコートで、今日も皆さんの「ベストな一日」が見つかりますように。さあ、今日も無理なく、楽しく。
