◇台風13号
2026.08.08
🌀「ドルフィン」の名にふさわしい?――台風13号が“くるくる”進む理由 上尾グリーンテニスクラブ・気象ミニコラム 2026年8月8日(土)19:00現在 今回の台風13号「ドルフィン」の進み方を見て、「これは台風なの? それとも海の中を泳ぐイルカ?」と思った方もいるのではないでしょうか。予想進路を見ると、一直線に進むのではなく、西へ進んだかと思えば北西寄りになり、また西へ……まるで海の上をくるくる泳いでいるような動きをしています。 実際、8月8日18時発表の情報では、台風13号は久米島の西北西付近にあり、中心気圧945hPa、最大風速45m/sの大型で非常に強い台風。今後は9日にかけて東シナ海を西北西へ進み、10日には華中方面へ進む見込みです。 なぜ、こんなに動きが複雑なのでしょう? 台風は「自分で進む方向を決めている」わけではありません。周囲の大気の流れに乗って移動します。 今回の13号は、太平洋高気圧の縁に沿って西へ押し出される一方、台風の上空では進路を決める強い風が弱く、進行方向が定まりにくい状態になっています。 通常、台風が北上して中緯度まで達すると、上空の偏西風に捕まって進路を北東へ変えることがあります。しかし今回の13号は、まだその「偏西風の高速道路」に十分乗れていません。 そのため、周囲の風のちょっとした変化によって、 「こっちへ行こう」→「やっぱり西へ」→「少し北へ」 という具合に進路が揺れます。 地図上では、それがまるでイルカが海面を右へ左へ、くるっと方向転換しながら泳いでいるように見えるわけです。 もちろん、台風そのものが本当に2回転しているわけではありません。ただ、今回の「迷走感」はかなり印象的です。 🐬 まさに「ドルフィン」? そう考えると、今回の台風13号は、名前の「ドルフィン(DOLPHIN)」にちょっと似ている……と言いたくなります。 イルカが海の上で進行方向を自在に変えるように、今回の台風もゆっくり、そして進路を変えながら西へ泳いでいるような姿です。 ただし、見た目はかわいらしくても、勢力は全くかわいくありません。 現在も945hPa、最大風速45m/sという非常に強い勢力。沖縄・奄美地方などでは暴風、大雨、高波への警戒が必要です。 🌤️ 関東地方への影響は? ここは、埼玉県・上尾市にお住まいの方にとって重要なところです。 8月8日19時現在の予想では、台風13号そのものが関東地方へ向かってくる可能性は低くなっています。 今後は西へ進み、東シナ海を経て中国・華中方面へ向かう予想です。したがって、上尾グリーンテニスクラブを含む関東地方が台風13号の直接的な暴風域に入るような状況は、現時点では考えにくいでしょう。 ただし、「関東には全く影響がない」とまでは言えません。 台風が日本の南西海上を進むことで、周辺から暖かく湿った空気が流れ込んだり、天候が不安定になったりする可能性があります。また、現在は台風15号が日本の東で北上し、11日頃に東北方面へ接近する可能性があるため、関東地方のお盆期間の天候はこちらの台風15号のほうが注意すべき存在になっています。 🎾 上尾グリーンテニスクラブからひとこと 台風13号「ドルフィン」は、まるで海の上を泳ぐイルカのように、少し不思議な動きを見せています。 「台風=必ず日本列島へ向かってくる」わけではありません。 台風を動かしているのは、太平洋高気圧や偏西風など、私たちの目には見えない巨大な大気の流れです。 今回はその流れが複雑に絡み合った結果、台風13号は西へ西へ。 🐬「ドルフィン、関東を避けて東シナ海へ泳いでいく?」 そんな印象の8月8日19時現在です。 とはいえ、台風の進路は変化します。特に「予報円」は台風の大きさそのものではなく、将来の中心位置が入る可能性を示すものです。 テニスに行く前には、台風だけでなくWBGT・雨雲・雷・気温・風の最新情報も確認して、安全第一で楽しみましょう。 明日の日曜日はどんなお天気になるのかな?
