◇暑さ指数①
気温だけじゃない!夏のテニスは、
「WBGT(暑さ指数)」にも注目しましょう
夏のテニスで気になるのが「今日の気温は何℃?」ということ。もちろん気温は大切ですが、熱中症のリスクを考えると、もう一つ注目したい数字があります。
それが WBGT(暑さ指数) です。
■ WBGT(暑さ指数)って何?
WBGTは「Wet Bulb Globe Temperature」の略で、日本語では「暑さ指数」と呼ばれています。
簡単にいうと、**「人間が実際に感じる暑さ、そして熱中症になりやすい環境かどうかを判断するための指標」**です。
ポイントは、単純な気温だけでは判断しないこと。
WBGTは、
・気温
・湿度
・日射や地面などから受ける「輻射熱」
この3つを取り入れて算出します。つまり、同じ35℃でも、湿度が高かったり、強い日差しを受けたりすると、身体にかかる負担は大きくなります。環境省も、WBGTは熱中症予防のための重要な指標として情報提供しています。
■ どうやって求めるの?
屋外の場合、WBGTは基本的に、
0.7×湿球温度 + 0.2×黒球温度 + 0.1×乾球温度
という計算式で求められます。
「湿球温度?黒球温度?」と難しく感じるかもしれませんが、私たちが毎回計算する必要はありません。
環境省の「熱中症予防情報サイト」では、全国各地のWBGTの実況値や予測値を見ることができます。
つまり、テニスをする前に「今日の気温」だけでなく、「今日のWBGTはどのくらい?」と確認する習慣をつけることが大切です。
■ 気温だけでなく、WBGTにも気を付けるの?
答えは「はい」です。
環境省が紹介する運動時の目安では、WBGTが
21未満:ほぼ安全
適宜、水分補給を行いましょう。
21~25未満:注意
積極的に水分・塩分を補給しましょう。
25~28未満:警戒
積極的に休憩を取りましょう。
28~31未満:厳重警戒
激しい運動は避け、こまめな休憩と水分・塩分補給を。
31以上:危険
運動は原則中止という判断が必要です。
特にテニスは、ラリーや試合になると夢中になって休憩を忘れてしまいがちです。WBGTが高い日は「まだ大丈夫」と頑張りすぎないことが重要です。
■ 夏のテニスを楽しむために
夏でも、暑さへの準備をしっかりすればテニスを楽しむことはできます。
まずはプレー前から水分を補給すること。喉が渇いてからではなく、少しずつこまめに飲みましょう。
そして、プレー中は無理をせず、いつもより意識して休憩を取ること。
帽子や日除け、通気性の良いウェアを利用することも有効です。また、汗を大量にかく日は、水分だけでなく塩分などの電解質補給も意識しましょう。
そして何より大切なのが、「今日は暑いから少し短めにしよう」「休憩を多めに取ろう」という判断をすること。
テニスは楽しいスポーツだからこそ、無理をしないことも上手な楽しみ方の一つです。
■ WBGTを確認してからコートへ!
環境省では「熱中症予防情報サイト」で、全国各地のWBGTの実況値・予測値を公開しています。
また、気象庁でも「熱中症警戒アラート」などの情報を提供しています。翌日または当日の最高WBGTが33以上になると予想された場合、熱中症への警戒を呼びかける情報が発表されます。
「気温」+「WBGT」+「自分の体調」。
この3つを確認して、暑い季節も安全第一でテニスを楽しみましょう。
上尾グリーンテニスクラブでは、皆さまがいつまでも楽しく、気持ちよくテニスを続けられるよう、暑い季節の体調管理にも気を配っていきましょう!
