◇ダブルスのスタイルは?
2026.04.29
世代別(昭和・平成・令和)で「日本+世界」のダブルス名ペアを整理すると、戦術や役割分担の進化がはっきり見えます。男女それぞれ3組ずつ(計18ペア)を、特徴・戦績とともに分かりやすくまとめます。→興味のある方はYouTubeにて検索を!
■昭和(〜1988年)
※クラシカルな「前衛決定力+後衛安定型」が主流
【男子】
日本
- 宮城淳 / 加茂公成
特徴:日本伝統のネットプレー+正確なストローク
戦績:デビスカップなどで活躍、日本ダブルスの礎 - 坂井利郎 / 神和住純
特徴:堅実な展開力とミスの少なさ
戦績:国内トップ、国際大会でも健闘 - 松岡修造 / 松岡修造のダブルスパートナー
特徴:攻撃的サーブ&ボレー
戦績:80年代後半、日本男子の国際化を牽引
世界
- ジョン・マッケンロー / ピーター・フレミング
特徴:史上最高クラスのネット支配力
戦績:ウィンブルドンなどGS多数優勝 - ケン・ローズウォール / ルー・ホード
特徴:伝統的オーストラリア型(サーブ&ボレー)
戦績:デビスカップ黄金期 - イリエ・ナスターゼ / ジミー・コナーズ
特徴:技巧派+個性派の融合
戦績:GSで活躍
【女子】
日本
- 沢松和子 / 田中優季
特徴:正確なラリー+粘り
戦績:日本女子の国際進出期を支える - 加茂幸子 / パートナー
特徴:戦後初の世界挑戦世代
戦績:海外大会出場で日本女子の礎 - 岡本久美子 / パートナー
特徴:安定型ベースラインプレー
戦績:国内トップ
世界
- マルチナ・ナブラチロワ / パム・シュライバー
特徴:女子史上最強ダブルス
戦績:GS20勝以上 - ビリー・ジーン・キング / ロージー・カザルス
特徴:戦術的完成度が高い
戦績:GS制覇多数 - クリス・エバート / パートナー
特徴:正確性重視
戦績:安定した成績
■平成(1989〜2018)
※「役割分担の高度化」「リターン重視」が進む
【男子】
日本
- 鈴木貴男 / 岩渕聡
特徴:サーブ&ボレー+リターン力
戦績:デ杯で世界と互角 - 添田豪 / 内山靖崇
特徴:ストローク主体
戦績:ATPで安定 - 松井俊英 / パートナー
特徴:ダブルス専業型
戦績:国内外で活躍
世界
- トッド・ウッドブリッジ / マーク・ウッドフォード
特徴:「ウッドリーズ」完成形
戦績:GS11勝以上 - ブライアン兄弟
特徴:双子の連携・ポーチ精度
戦績:史上最多勝クラス - ダニエル・ネスター / ネナド・ジモニッチ
特徴:フィジカル+戦術
戦績:GS優勝
【女子】
日本
- 杉山愛 / 浅越しのぶ
特徴:粘り+展開力
戦績:世界トップクラス - 杉山愛 / キム・クライシュテルス
特徴:国際的ペアリング
戦績:GS優勝 - 藤原里華 / パートナー
特徴:ダブルス特化型
戦績:WTA上位
世界
- ビーナス・ウィリアムズ / セリーナ・ウィリアムズ
特徴:パワー支配
戦績:GS14勝 - マルチナ・ヒンギス / サニア・ミルザ
特徴:戦術×技巧
戦績:GS優勝多数 - カーラ・スアレス・ナバロ / パートナー
特徴:ラリー重視
戦績:安定成績
■令和(2019〜現在)
※「超高速展開・前衛決定力・データ戦術」が主流
【男子】
日本
- マクラクラン勉 / 内山靖崇
特徴:強力サーブ+ネット
戦績:ATP優勝 - 西岡良仁 / パートナー
特徴:リターン主体
戦績:ツアーで活躍 - 綿貫陽介 / パートナー
特徴:若手高速テニス
戦績:次世代
世界
- マテ・パビッチ / ニコラ・メクティッチ
特徴:現代最強級
戦績:GS優勝・五輪金 - ジョー・ソールズベリー / ラジーブ・ラム
特徴:安定感+戦術
戦績:GS複数優勝 - マルセロ・アレバロ / ジャン=ジュリアン・ロジェ
特徴:ベテラン連携
戦績:GS優勝
【女子】
日本
- 青山修子 / 柴原瑛菜
特徴:前衛技術+展開力
戦績:ウィンブルドン優勝 - 加藤未唯 / ティム・プッツ
特徴:ミックス最強クラス
戦績:全仏優勝(混合) - 上地結衣 / 田中愛美
特徴:組織力・粘り
戦績:パラ金メダル
世界
- バルボラ・クレイチコバ / カテリナ・シニアコバ
特徴:現代女子最強
戦績:GS複数優勝 - シェイ・スーウェイ / パートナー
特徴:トリッキーな配球
戦績:GS複数優勝 - ココ・ガウフ / ジェシカ・ペグラ
特徴:パワー+スピード
戦績:トップランキング
■まとめ(進化の流れ)
- 昭和:前衛決定力+クラシカル
- 平成:役割分担・戦術進化
- 令和:高速化+データ戦略+前衛支配
👉 特に現代は
「サーブ+リターンの質 × 前衛の反応速度」で勝敗が決まる傾向が強いです。
☆この流れ、傾向は断定的にスキルを表現するものではありません。時代と共にスポーツに伴う技術、用具は進化し、全体的なレベルが向上しているのは事実です。
「私たちのレベルにはどんなスタイルが無理がないのか?」
「今以上にレベルアップするためには、どんなことに取り組んで行こうか?」
「現実を捉えて、出来る範囲とは何か?」
「心身ともに健康的にテニスに取り組んでいるので気にしない!」
と、思うように、感じるがままにプレーするのがテニスなのです。プロフェッショナルの世界だけを夢見るのはイメージで十分ですよね。身体を、心を壊してしまっては「楽しいテニスライフ」を送ることは出来ませんから。

