上尾グリーンテニスクラブ 上尾グリーンテニスクラブ

◇至福の時

2026.04.18

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テニスクラブ・テニススクールの会員様、そしてブログを読んでくださっている皆さま、おはようございます。

​春の心地よい風がコートを吹き抜ける季節になりましたね。激しいラリーの合間や、心地よい疲労感に包まれる練習後のひととき、皆さまはどのように過ごされていますか?

​今回は、私にとってテニスと同じくらい欠かせない、人生の「相棒」とも言えるコーヒーの世界についてお話ししたいと思います。

​至福の時は、一杯の香りと共に

​私にとって、コーヒーを飲む時間は単なる「水分補給」ではありません。それは、慌ただしい日常からふっと自分を切り離し、リセットするための「至福の時」です。

​静寂感。あるいは、仕事の合間にふと一息つく瞬間。カップから立ち上る湯気とその香りを胸いっぱいに吸い込むだけで、凝り固まった思考がほぐれていくのを感じます。

​父の教え:ブラックという名の哲学

​私がこれほどまでにコーヒーにのめり込むようになったのには、ある「原体験」があります。それは、父からの厳格?な教えでした。

​まだ私がコーヒーの味もよく分からなかった若かりし頃、父は私にこう言い放ちました。

「コーヒーを飲むなら、砂糖とミルクは絶対に入れるな!」

​当時は「そんなに苦いものを我慢して飲むのが大人なのか?」と半信半疑でしたが、今ではその言葉の真意が痛いほどよく分かります。何も加えないからこそ、豆が持つ本来のポテンシャル――産地の土壌や、焙煎士のこだわり、そして繊細な香りの変化――をダイレクトに感じることができるのです。

​この「ブラックで飲む」という教えは、今では私のコーヒーライフにおける揺るぎない哲学となっています。

​気分で使い分ける「二つの顔」

​皆さまにも好みの味があるかと思いますが、私はその日の気分や体調によって、二つのタイプを使い分けています。

​1. 爽やかな「酸味」を愉しむ

​テニスの朝練前や、頭をシャキッとさせたい時は、フルーティーな酸味が際立つタイプを選びます。浅煎りのエチオピアやケニアなど、まるで紅茶やワインのような華やかさを持つコーヒーは、五感を優しく目覚めさせてくれます。

​2. 「ガツンとくる」苦味に浸る

​一方で、タフな試合の後や、どっしりと腰を据えて考えごとをしたい時は、深煎りのガツンとくるタイプを。喉を通る瞬間の重厚感と、口の中に残る香ばしい余韻。このインパクトこそが、コーヒーの醍醐味だと思わされます。

​チェーン店と個人店の「使い分け」

​コーヒーを愛する者として、お店選びにもこだわりがあります。しかし、そこには「高級なら良い」という偏見はありません。

  • チェーン店の安心感 どこへ行っても変わらぬクオリティで迎えてくれるチェーン店。練習の合間にサッと立ち寄れる手軽さと、慣れ親しんだあの味は、まさに都会のオアシスです。
  • 個人店のドラマ 一方で、街角にひっそりと佇む個人店(ロースタリー)には、店主のこだわりが凝縮されています。「今日はどんな豆がおすすめですか?」そんな会話から始まる一杯は、一期一会の特別な体験になります。

​場所は変われど、美味しいコーヒーを求める探究心は火曜に展開……もとい、火がつくように熱く、変わりません。

​矛盾を楽しむ、甘い誘惑

​さて、ここで一つ白状しなければならないことがあります。

父の教えを守り、頑なに「ブラック」を貫いている私ですが……実は、コーヒーを飲んでいるとどうしても「甘いもの」が欲しくなってしまうのです。

​キリッと苦いブラックコーヒーを一口飲んだ後、濃厚なチョコレートやバターの香る焼き菓子、ドーナツやプリンを合わせる。あの口の中で苦味と甘味が溶け合う「マリアージュ」の瞬間だけは、父の教えを少しだけ拡大解釈して、自分を甘やかしてしまいます。テニスでカロリーを消費した後のスイーツとコーヒーは、もはやセットで「合法」と言っても過言ではありませんよね?

​結びに代えて

​コーヒーとテニス。一見、静と動で正反対のように思えますが、「一瞬の集中」と「深いリラックス」が必要であるという点では、どこか似ている気がします。

​次にコートでお会いした際、皆さまの「こだわりの一杯」についてもぜひ聞かせてください。美味しいコーヒーの話を肴に、テニス談義に花を咲かせられる日を楽しみにしています。

​それでは、今日も素敵なテニスライフと、最高の一杯を!

 

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