◇春の週末です!
2026年4月11日:初夏の陽気に潜む罠。テニス愛好家のための「暑熱順化」と熱中症対策
おはようございます🌞本日4月11日(土)、ここ上尾市では最高気温が27度まで上がる予報となっています。つい先日までの春の陽気が嘘のように、急に「夏」が顔を覗かせましたね。
体がまだ暑さに慣れていないこの時期、急激な気温上昇は想像以上に体力を削ります。いわゆる「暑熱順化(しょねつじゅんか)」ができていない状態での運動は、ベテランのプレーヤーであっても注意が必要です。
日頃からテニスクラブやスクールで汗を流している皆さんは、運動習慣のない方に比べれば、発汗機能や体温調節機能が維持されているため、暑さには比較的強い傾向にあります。しかし、「自分は動けているから大丈夫」という過信こそが、実は一番の落とし穴です。
改めて、この時期に意識すべき注意点をブログにまとめました。
1. なぜ「4月の27度」は危険なのか?
私たちの体は、暑くなると汗をかき、その気化熱で体温を下げようとします。これを「暑熱順化」と呼びますが、この機能が完全に働くようになるには、暑い環境に数日から2週間ほど身を置く必要があります。
冬から春にかけて低い気温に慣れていた今の体は、まだ「熱を逃がす準備」が十分にできていません。
- 発汗の遅れ: 運動を開始しても、すぐに十分な汗が出ない。
- 塩分濃度の高さ: 順化していない状態の汗は塩分濃度が高く、体内のミネラルが失われやすい。
- 心拍数の上昇: 体温を下げようと皮膚への血流を増やすため、心臓への負担が増す。
つまり、真夏の30度より、この時期の27度の方が「体が受けるショック」が大きい場合があるのです。
2. 「動ける人」ほど注意したい3つのポイント
テニスを愛する皆さんは、集中力が高く、多少の暑さでもプレーを続けてしまいがちです。以下の点に心当たりはありませんか?
① 「喉が渇く前」の水分・塩分補給
「ゲームのセット間まで我慢しよう」は禁物です。テニスは激しいストップ&ゴーを繰り返すスポーツ。27度を超えると、自覚症状がなくても汗と一緒にかなりの塩分が失われます。
水だけでなく、経口補給液やスポーツドリンクを、喉が渇く前に「一口ずつ、こまめに」摂取することを徹底しましょう。
② 休憩の質の向上
コートサイドでの休憩中、ただ座っているだけでは体温は十分に下がりません。
- 物理的な冷却: 首筋、脇の下、太ももの付け根など、太い血管が通っている場所を冷たいタオルや保冷剤で冷やす。
- 日陰の確保: 交代時には必ず日陰に入り、直射日光を遮る。日陰が無いときは日傘(ゴルフ用の大きいのは嬉しい!)の活用も良いですね!
- ウェアの工夫: 透湿性・速乾性の高いウェアを選び、熱をこもらせない。
③ 前日の体調管理(睡眠と食事)
「暑さへの強さ」は、その日のコンディションに大きく左右されます。
特に睡眠不足は体温調節機能を著しく低下させます。また、アルコールには利尿作用があるため、前夜の深酒は脱水状態を招きやすく、翌日のコート上で非常に危険です。→昨夜、ハナキンコースを過ごしてしまった方には酷な朝の洗礼か🫨
3. 「おかしい」と感じる一歩手前で止める勇気
テニスは対人競技であるがゆえに、「相手に申し訳ない」「まだ自分は走れる」と無理をしてしまうことがあります。しかし、以下のようなサインが少しでも出たら、即座にプレーを中断してください。
- 足がつる(こむら返り): 塩分不足と脱水の初期サインです。漢方の「芍薬甘草湯」の効き目に期待しています。
- めまい、立ちくらみ: 脳への血流が一時的に低下しています。→座ったり、寝転がったりも大切な休憩ポーズです。
- 頭痛、吐き気: すでに軽度の熱中症に足を踏み入れています。→即プレーを中止して「熱中症」を疑い救急車の手配も躊躇いなく!
「今日は暑いから、無理せず楽しく」という声を、コーチや仲間同士で積極的に掛け合いましょう。
4. 最後に:環境に体をなじませるために
暑熱順化を促すには、無理のない範囲で普段から暑さに触れることが大切です。
- お風呂で湯船に浸かり、じわっと汗をかく練習をする。
- ウォーキングなど、軽めの運動から段階的に強度を上げる。
今日のような急な暑さは、体が夏に向けてアップデートされるための「第一歩」です。テニスクラブという素晴らしいコミュニティの中で、お互いの体調を気遣いながら、この季節ならではのプレーを楽しんでいきましょう。
上尾の爽やかな風を感じつつも、体からのSOSには耳を澄ませて。
今日も怪我なく、元気にコートでお会いしましょう!
【まとめ:本日の心得】
- 水だけでなく塩分も!(喉が渇く前に)
- 休憩中は「冷やす」を徹底!
- 過信は禁物、無理なら即中止!
上尾グリーンテニスクラブは皆さんの安全なテニスライフを応援しています。
