◇テニスとケガ
テニスを長く楽しむために
― ケガを防ぐ知識と習慣
テニスは年齢を問わず楽しめる素晴らしいスポーツです。ラリーが続く喜び、試合の緊張感、仲間との笑顔――心と身体の両方を豊かにしてくれます。しかしその一方で、急停止や方向転換、繰り返しのスイング動作といった特有の動きにより、身体へ一定の負担がかかる競技でもあります。
本日は、テニスに起因する代表的なケガと、その予防・対処法について、一般の方にも分かりやすくまとめます。
① テニス肘(上腕骨外側上顆炎)


肘の外側に痛みが出る障害で、バックハンドの繰り返しや強いインパクトが主な原因です。特に、手首だけで打つ「手打ちフォーム」や、硬すぎるガット設定は負担を増やします。
予防のポイント
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体幹主導のスイングを身につける
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グリップサイズを適正にする
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張り替えを怠らない
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プレー前後の前腕ストレッチ
対処法
違和感が出た段階で休養を。アイシング(15分程度)を行い、痛みが続く場合は整形外科を受診しましょう。
② 足関節捻挫

テニスは横方向への動きが多く、急停止や着地時に足首をひねることがあります。
予防のポイント
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テニス専用シューズの使用
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ソールの摩耗チェック
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バランストレーニング
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十分なウォーミングアップ
対処法
腫れや痛みが強い場合はRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)。無理な復帰は再発の原因になります。
③ 膝の痛み(ジャンパー膝など)


ストップ&ゴー動作や深いランジにより、膝蓋腱に炎症が起こることがあります。
予防のポイント
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太もも前後の柔軟性向上
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クールダウンの徹底
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練習量の管理
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フォーム改善
対処法
違和感を放置しないことが大切です。早期の休養が回復を早めます。
④ 腰痛


サーブやスマッシュでは腰を反らす動作が多く、慢性的な負担がかかります。
予防のポイント
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体幹トレーニング(プランクなど)
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股関節の柔軟性向上
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正しいフォームの習得
対処法
慢性的な痛みには温熱療法が有効な場合もありますが、痛みが強い場合は医療機関での評価を受けましょう。
私たちが大切にしていること
私たち上尾グリーンテニスクラブでは、単にボールを打つ技術だけでなく、「長く安全に続けられる身体づくり」も大切にしています。
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レベルに応じた無理のない練習設計
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正しいフォーム指導
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用具選びのアドバイス
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プレー前後のケアの啓発
「運動にケガはつきもの」と言いますが、いつの間にか身体を酷使してしまい、自分でも分かってる!ような、分かっていない?ような時もあります。
また、他にもテニスが起因となるケガは筋肉、関節、関節周辺はもちろん、全身運動ならではの様々なモノがあります。
ケガは「痛くなってから」ではなく、「違和感の段階」で気づくことが重要です。
勇気ある休養は、決して後退ではありません。次の一歩のための準備期間です。
テニスは、生涯スポーツです。
正しい知識と日々のケアを積み重ねることで、10年後も20年後もコートに立ち続けることができます。
上尾グリーンテニスクラブは、皆さまの「長く続けられるテニスライフ」をこれからもサポートしてまいります。
でも、約束です。
休息や回復させる時間も大切です。
医者からのドクターストップにならないでくださいね。
仮にそうなってしまったとしてもテニスは逃げませんから。
心と身体を健康に、いつまでもテニスを楽しめるようにしましょう。

