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◆🎾テニス観戦記

2025.10.27

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東レパンパシフィックオープンテニスの決勝を観に行ってきました。
今年で40周年だという会場には、過去の栄光が静かに漂っていました。グラフ、ヒンギス、シャラポワなど歴代優勝者の写真が並ぶ会場、名前だけで空気が少し揺れます。
でも、何かが少しずつ変わってきてました。東アジアの某大国の影がじわじわと大会の輪郭を曇らせているような気がします。ポスターに載っていた選手の半分以上が来ませんでした。まるで、約束が秋雨前線に押しやられたみたいに。
それでも、2021年東京オリンピックの金メダリスト、ベリンダ・ベンチッチはそこにいました。決勝の相手はチェコのリンダ・ノスコバ。二十歳の成長株。試合はベースラインでの打ち合いが中心で、自らが仕掛けるネットプレーやロブ、ドロップショットは殆どありませんでした。まるで「この球を返せるものなら返してみなさい」と言わんばかりに、二人は激しくボールを打ち合ってました。観ていて小気味よかったです。
時折ノスコバがダウン・ザ・ラインを決めたりショートクロスで観客を沸かせたりしたけれど、試合は全体的にベンチッチが安定したプレーで支配し6-2、6-3のストレートで勝利。彼女の初優勝でした。
個人的にはノスコバが時折見せる両手バックハンドのスライスに、思わず「うまい」と唸りました。
ダブルスは、ティメア・バボシュとルイーザ・ステファニーのペアが、アンナ・ダニリナとアレクサンドラ・クルニッチのペアを6-1、6-4で破って優勝。不勉強なためダブルスプレーヤーには詳しくないんですが、バボシュはグランドスラムで2度優勝しているトップ選手でした。
彼女達のプレー、コース取りやショットの選択などはとても勉強になりました。次にクラブでプレーする時は、今日学んだことを生かして1ランク上のプレーをお見せしましょう。というのは冗談ですが、でも生で観るとやっぱり刺激を受けます。インスパイアされます。
というわけで、簡単ですが、以上東レパンパシフィックオープンテニス観戦記でした。

by Left-handed Agassi, 64th

 

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羨ましいです!!!

ご本人様からの観戦記、原文です。

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