◆東レPPOテニス2025

2025.10.16

東レパンパシフィックオープンテニス（WTA500）の2025年大会

有明テニスの森公園でのテニス観戦は、試合以外にも楽しみがいっぱいです。

東レPPOテニス 2025 大会概要

項目	詳細
グレード	WTA500
会期	【予選】2025年10月18日(土)～19日(日) 【本戦】2025年10月20日(月)～26日(日)
会場	有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコート

【ホームページ】　東レパンパシフィックオープンテニス

過去は1月にオーストラリアンオープン開催前に東京体育館（千駄ヶ谷）にて行われていたこともありましたね。マヌエラ・マレーバ、ガブリエラ・サバティーニ、マルチナ・ナブラチロワ、伊達公子、マルチナ・ヒンギス、マリア・シャラポアなど、当時の華やかな選手たちが東京に集結して熱い戦いを繰り広げました。

2025年大会の主な見どころ

1. 注目選手

世界ランキング上位のトッププレイヤーたちが集結します。特に2025年大会は大坂なおみ選手の出場が決定しており、グランドスラムでの活躍後ということもあり、大きな注目が集まります。他にも、全仏・ウィンブルドン準優勝のジャスミン・パオリーニ選手など、世界トップクラスの迫力あるプレーを間近で見られるのが最大の魅力です。

2. 第40回記念大会ならではのイベント

2025年大会は記念大会となり、テニスファンだけでなく誰もが楽しめるイベントが充実しています。

ヨネックステニスフェスティバル：予選の最終日（10月19日(日)）には、契約選手によるエキシビションマッチや、来場者参加型のテニスレッスン、サービススピードコンテストなどが予定されています。
体験型イベント：選手サイン会や、ハイスコアで賞品がもらえるチャレンジ企画なども開催予定です。

3. 白熱する試合スケジュール

本戦1・2回戦（月〜水）：トップ選手の初戦や、予選を勝ち上がった選手の勢いある試合、意外な番狂わせなど、初戦ならではの緊張感が楽しめます。
準々決勝（金）：ベスト8が出揃い、ハイレベルな攻防が展開される人気の日です。
準決勝・決勝（土・日）：終盤の戦いは、テニスの醍醐味である集中力とスタミナの勝負。最高の盛り上がりを見せます。

有明コロシアムとサブコートの楽しみ方

1. 有明コロシアム

開閉式屋根：コロシアムは開閉式の屋根があるため、雨天の場合でも基本的に試合は行われます。天候を気にせず集中して観戦できます。
観戦席の選び方：
- コートサイド席（ラリーの展開がよくわかる）：横からコート全体を見渡せるため、ラリーの組み立てや流れが最もつかみやすい席です。
- コートエンド席（迫力・スピードを体感）：選手の正面方向になるため、サーブやリターンのスピード感、ボールの回転を体感でき、臨場感を味わいたい人におすすめです。

2. サブコート・練習コート（有明テニスの森公園）

トップ選手の練習：本戦期間中も、メインのコロシアムで試合のない選手はサブコートで練習を行っていることが多く、間近でトップ選手の練習風景を見学できる絶好のチャンスです。
予選ラウンド：予選（土・日）や本戦序盤（月・火）の一部ダブルスの試合などは、サブコートで行われることもあります。サブコートは客席とコートの距離が非常に近く、選手の声やボールを打つ音、フットワークの速さなど、よりリアルな臨場感を味わえます。（※コロシアムのチケットで観戦可能ですが、インドアコートは観戦できない場合があります。）

飲食（フード）とテニスメーカーのブース

1. 飲食について

フードフェス：会場のセンターコート外側エリア（チケットがなくても利用できる場所）に、キッチンカーなどが多数出店し、ちょっとしたフードフェスのようになっています。
- 定番メニューに加え、大会ロゴの入ったオリジナルメニュー（あんぱん、ハンバーガーなど）が販売されることがあります。
- 過去には、和食（そうめん）、エスニック（インド料理、ハワイ料理、メキシコ料理）など、世界のグルメが集結しました。
座席での飲食：基本的に、観客席での飲食は可能です。ただし、カン・ビンの持ち込みは禁止されているので注意が必要です。（ペットボトルは持ち込み可能）
周辺施設：有明エリアには、商業施設内の飲食店やフードコートもありますので、選択肢は豊富です。

2. テニスメーカーのブース

大会の協賛やスポンサーである**テニスメーカー（ヨネックスなど）**や関連企業のブースが出展されます。
グッズ販売：大会記念Tシャツやタオルなどのオフィシャルグッズの販売がメインです。選手の名前や大会ロゴ入りの限定品は見逃せません。
イベント：メーカーによっては、ラケットの試打コーナー、サービスのスピードを測るアトラクション、写真撮影スポット、または選手サイン会などのイベントを行っていることがあります。

ぜひ、試合の熱戦だけでなく、会場全体の雰囲気やイベントも楽しめる素晴らしいテニスイベントです！

WTA500は、女子テニス協会（WTA）が定めるツアーのカテゴリーの一つで、大会のグレード（格付け）を表しています。

グレード（格付け）:
- 2021年から導入されたカテゴリーで、それまでの「プレミア」大会に相当します。
- 優勝者には500ポイントのランキングポイントが与えられることから、この名称がつけられました。（男子のATPツアー・500シリーズに合わせる形です）
- WTAツアーの中では、WTA1000（旧プレミア・マンダトリー/プレミア5）に次ぐ、高いレベルの大会です。
賞金:
- 大会によって賞金総額は異なりますが、WTA250より高く、WTA1000よりは低い額が設定されます。
- 2025年はUS$ 1,064,510（優勝賞金 – シングルス：US$ 164,000 / ダブルス：US$ 54,300）
東レパンパシフィックオープンテニス:
- 日本で開催される女子プロテニス国際大会で、このWTA500のグレードに位置付けられています。
- 日本国内では最もレベルの高い女子の国際大会とされています。