◆テニスクラブ・テニススクールと共に
上尾グリーンテニスクラブは1981年(昭和56年)の6月に創業し、今年で45年目を迎えることが出来ました。開業当時と現在の人口動態(年齢構成)も大きな変化があり、それに合わせた弾力的な運営も期待されています。
同年代の集まりは閉塞感がなく安心感があります。あらゆる年代が混在するテニスクラブは若年層の取り込みも大きなテーマのひとつです。しかし、「同年代の集まりは閉塞感がなく安心感」が世代間を超えたコミュニケーションに隔たりを感じさせてしまうのも事実です。「若い人同士でいつもプレーしてるなぁ。」とお嘆きのベテランに、「力加減も遠慮しちゃうような気がします。。。」と若手の呟き。
公式戦では5歳刻みに分かれて体力などを考慮し運営されているのも事実です。しかし、テニスクラブは皆さんの立場は同じです。テニスが大好きな同好の士の集まりは、時にそんなことを感じさせない繋がりが沢山あるのです。”若手のスピードついていけないよぉ。”と”ベテランのボールの配球にはてんてこ舞いですぅ”、”ロブに右往左往させられちゃいました。。。”などと、相手を認めながら自分の足りない技術がクローズアップされ、時にはチャレンジ精神も芽生え、競技能力をお互いに向上させているようにも見えます。
”私はこれでいいんだよ。”、”マイペースで楽しんで良いよね?”とお話しされる方から”もっと上手くなりたいなぁ。”まであらゆる層までお楽しみいただけるのもテニスクラブの良さなのかもしれません。いわゆる他の方に迷惑がかかるような事のない過ごし方は人として当然の姿勢ですもんね。ミスが多いと「ムスっとする方」、聞いても居ないのに「熱心な教え魔」、「おせっかいを妬いてくれる方」は何もテニスクラブ・テニススクールだけではなく何処の世界にも居ますもんね(笑)
「木を見て森を見よ。森を見て木を見よ」若いころに教えていただき、今も忘れない言葉です。解釈は人それぞれでも良いと思いますが、テニスクラブスタッフ・コーチとして、これからもテニスクラブ・テニススクールと共に自己の成長の歩調を合わせていきたいものです。