◆2023”夏”
ご多分に漏れず、今年も夏がやってきました。それも38度、39度、テニスコートの上では40度を遥かに超える災害級の猛暑と共にです。私たち、アウトドアでレクリエーションが生業ですから、考え方、心構えが例年以上にデリケートになってしまいます。熱射病、熱中症、体調不良、など、健康スポーツ産業に従事している者として、常識的な範囲での啓蒙に努めていますが、どこまで注意が続くのか見えないお天気に気持ちが和らぐことがありません。
ひとえに水分補給と言っても「何を補給?」「どのくらいの量を飲むの?」「頻度はどのくらいのペース?」はもちろん、休息も「何分くらい?」「外で?」「横になってよいの?」と様々な会話が飛び交います。幸いに元気にプレーしている方が多いとはいえ、真っ赤な顔してクラブハウスに戻り、扇風機の前にお越しになると心配の目配りは欠かせません。
「今まで経験のない。。。」「10年に一度の天候。。。」「不測の事態が。。。」と伝えられると不安も増幅します。そうは言っても「楽しいテニス」も真夏や真冬は苦しい時もあります。我慢はしてはいけませんが「自分のペース=マイペース」が大切ですね。とかく「マイペース」という言葉の響きは「自分勝手、輪を乱す」ようなイメージが先行してしまいますが「自分の身体は自分で守る。」ことを忘れずに「自分を知る」チャンスでもあります。
競技者はここを乗り越えてポイントを、名誉を、ランキングを、次へのステップを狙うのです。気合と根性の精神論はナンセンスとは言われながらも強い気持ち、メンタルタフネスを強化し続けます。感服します。
もし、世界レベルを目指しているアスリートの方がお読みでしたら「自分の限界」にチャレンジし続けてください。夢と希望が現実になることを祈っています。
もし、心と身体の健康のために取り組んでいるウィークエンドプレーヤーがお読みでしたら「憧れの世界への到達」は夢の中だけにして、「自分を大切」にしてください。
テニス(スポーツ)は健やかな身体と心に宿ります。「2023年の忘れられない夏」が私たちの目標ではありませんよ。この記録的な夏は来年、再来年、いや、これからも、ずっと続くのですから。楽しみましょう!楽しんだ方が勝ちです!
ぁ、今日は7月30日だ。8月はこれからだ。。。