◆「打ち方」と「打ち返し方」
テニスの経験が長くなっても「基本練習」は大切なのは変わりありません。自分にとっての「基本」とはなんぞや?と、お嘆きの貴兄には「いつものショットが、いつも通りに打てる。」と伝えていますが、必ずと言っていいほど「安定性に欠けるから、いつものショットねぇ。。。」と返ってきます(笑)私は「不安定の中の安定。」も大切なことだと思っています。永遠のテーマでもある「スィートスポット(ラケット・ガットの真ん中付近)」に当たっていれば気にすることはありません。当たっていない方は「当たるまでガンバロウ!!」ですね。
テニスは「基本6ストローク」と言われる、フォア・バックストローク、フォア・バックボレー、サーブ、スマッシュがありますが、ご自身の打点(ここで打てば自然に力が入る位置)を知っていますか?準備を初めとするウンチクはいっぱいありますが、この打点でボールを捉えられれば貰ったも同然ですよね!
「打ち方」とは、その打点で常に打てているか確認する事が重要です。
「打ち返し方」とは、ボールに対応した返球方法をしているかを確認して欲しいのです。高く弾むボールはラケットを上に用意してから、低く滑るボールは下に用意してからを代表とするように、「返球の方法」をたくさん知っておけば、様々なボールに対して反応し、つないだり、強く打ったり、狙ったりとボールコントロールが上手になります。上級者は「打ち返し方」が上手なのです。
「打ちやすいボールをたくさん打つ」「打ちにくいボールをたくさん返球する」この繰り返しがテニスでは求められます。これに飽きてしまって「自分はセンスないよな。。。」と諦めないで(強い言い方ですと「逃げないで」)取り組んでいただきたいです。
明日のウィンブルドンを目指すなら呑気なことは言ってられませんが、心と身体の健康のためにテニスに取り組むなら、「打ち方」「打ち返し方」自分なりの解釈でも構いませんので、追い求めてみませんか?
貴方もテニス沼です。